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優しさ

「都電の窓から定期を落としてしまい、泣くばかりの小学1年生の少女に対し、
 電車を止め、走って取りにいってくれた車掌さんと、
 戻ってきた車掌さんに拍手をする乗客たち…」

「警察官だった父親が、午前3時に上司に電話しようとして間違えてかけてしまった家の女性から、
 「こんな時間に、市民のために働いてくださってありがとうございます」と言われる話…」

なんてこった 涙目になりそうだ こいつは…
優しい気持ちになれそうじゃないか。
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20091226_探そう!ニッポン人の忘れもの.jpg
「探そう!ニッポン人の忘れもの」

http://sankei.jp.msn.com/culture/books/091226/bks0912260800000-n1.htm

【書評】『探そう! ニッポン人の忘れもの』
2009.12.26 08:00

 ■かけがえのないものが必ず

 「あなたの心の忘れものを原稿用紙1枚に書いて送ってください」

 今年9月から3カ月にわたって展開され大反響を呼んだ、フジテレビ開局50周年特別企画「探そう! ニッポン人の忘れもの」プロジェクト。『めざましテレビ』『とくダネ!』が、冒頭のテーマで視聴者に作文を募集したところ、2640もの作品が集まりました。

 この本は、そのプロジェクトの集大成というべきもので、珠玉の69作品を掲載しています。書いているのは、中学生から主婦、会社員、教師、医師など、年齢も職業も多種多様。また、所ジョージさん、林家正蔵さん、大塚範一&小倉智昭両キャスターなど、テレビでおなじみの著名人も自身の忘れものについて、真摯(しんし)に文章をつづっています。

 都電の窓から定期を落としてしまい、泣くばかりの小学1年生の少女に対し、電車を止め、走って取りにいってくれた車掌さんと、戻ってきた車掌さんに拍手をする乗客たちの様子を書いた作文。30年以上前、警察官だった父親が、午前3時に上司に電話しようとして間違えてかけてしまった家の女性から、「こんな時間に、市民のために働いてくださってありがとうございます」と言われる話…。

 「思いやり」「やさしさ」「おおらかさ」。世の中が豊かになり、便利になったことと引き換えに忘れられつつあるものが、いかに私たちにとってかけがえのないものであるか、身にしみて感じられることでしょう。

 あなたの心の忘れものも、きっとこの本のなかにあると思います。(扶桑社・980円)

 扶桑社ESSE統括編集長 清水伸宏
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