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礼儀ある日本人 (産経新聞)

300年前に日本にきたケンベルは親日になった。

自主独立という観点から鎖国…破られるられることのない国内の平穏
のなかで暮らしていた日本人。
世界中のいかなる国民でも、礼儀という点で日本人にまさるものはない
とケンベルは言っていたらしい。

いつまでも凛とした礼儀ある日本人でいよう。

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http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/090916/acd0909160326000-n1.htm

【次代への名言】9月16日 エンゲルベルト・ケンペル
2009.9.16 03:26

「日本人は武を尚(とうと)び、とかく事を企て、興奮し易く、栄耀栄華(えいようえいが)を夢み、名誉欲が強く、極端から極端に走る傾向がある」(エンゲルベルト・ケンペル)

そう珍しくもない日本人論だ-と思われるかもしれない。だが、つづられたのは300年前、著者のケンペルは、シーボルトよりも130年も前に来日し、5代将軍、徳川綱吉の前でダンスや恋の歌を披露した博物学者だが、滞日はわずか2年間だったとしたらどうだろう。1651年のきょう、ドイツに生まれた彼の慧眼(けいがん)に驚くとともに、日本人は当時も、新政権が誕生するいまも多くは変わらないのではないか、という気になる。

ケンペルはロシアやアジア各地を歴訪した「バロック時代最大の旅行家」。欧州第一主義を排した筆致、精密で客観的な彼の主著『日本誌』や『廻国奇観(かいこくきかん)』はゲーテやカント、ボルテールなど欧州最高の知性に影響を与えた、とされる。

冒頭のことばはまさしく客観的だが、ケンペルは親日家だった。

「手先が器用で頭の働きがよい点で、日本人は他の諸国民より勝れている」は一例。自主独立という観点から鎖国に理解を示し、「破られることのない国内の平穏」に加え、富士山や大和撫子(やまとなでしこ)の美しさに賛嘆を惜しまなかった。「世界中のいかなる国民でも、礼儀という点で日本人にまさるものはない」ともある。この一文も今も昔も変わらない-だろうか。
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