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空に浮かぶ巨石 (産経新聞)

なんてこった、この巨大さと不思議さと神秘さ。

しかし残念、この巨石、ペイントされてしまってる。
神は宿らない、注連縄(しめなわ)は無理だ。

アートなんだ:
20090912_巨石_art0909120750000-p1.jpg

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http://sankei.jp.msn.com/culture/arts/090912/art0909120750000-n1.htm

【写眼】久保田博二「アメリカとビルマ」 写真家自身の軌跡
2009.9.12 07:47

久保田博二「ビルマ」(Hiroji Kubota@Magnum Photos) 「ナイーブだよね。素直な写真だと思う。原点に戻らなきゃいけないな」

国際的な写真家集団「マグナム・フォト」に所属する唯一の日本人、久保田博二(ひろじ)(70)が、ライカM3を手に渡米したのは1962年。エリオット・アーウィットらの助手をしながら各地を訪ね歩いた。60年代のアメリカをとらえたモノクロ作品は、まさしく原点といえる。そして70年代の作品はビルマ(現ミャンマー)に舞台を転じた。

 「私的な事情も重なってアメリカが嫌になった時期があった。いったん帰国して、アメリカの対極を目指して訪ねたのがビルマでね…」なんてエピソードにも“若さ”があふれる。最近はもっぱらカラーで撮影しているが、自宅を整理していたらオリジナルプリントが出てきて、展示する気になったとか。

 ビルマの聖地で撮影された掲載作は、モノクロからカラーに転じるきっかけにもなった写真だという。カメラを2台持っていたから、白黒とカラーの別カットが存在する。巨石の金色が印象的なカラー作品もちょうどいま、山梨県で展示されている。

 「僕は普通の人を撮りたい。誰でもみんなストーリーを持っている。その人のたどってきた人生を感じさせる瞬間がある」。そう話す写真家自身の軌跡を作品群がくっきりと示す。「これまでのことは全部忘れることにした。これから本格的に写真を始めたい。気分は25歳」。生涯現役の決意表明だった。(篠原知存)

                   ◇

 ■久保田博二作品展「アメリカとビルマ」
 10月17日まで、東京・芝浦のフォト・ギャラリー・インターナショナル(TEL03・3455・7827)で。写真家としてデビューしたころのモノクロ作品を展示。ダイトランスファーという手刷りのカラー作品を展示する「アジアの肖像」も山梨・北杜市(ほくとし)の清里フォトアートミュージアムで開催中(10月25日まで)。

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