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日本を感じる風景 (産経新聞)

かつては扉に鍵をかける必要もなかった 木造の日本の家々。
鎖国が解かれて大陸から日本にやってきた人々にとっては
とても不思議な世界だと思ったことだろう。

木と紙でできた家。
鍵っぽいものといえば 引戸へのつっかえ棒、そんな程度だったのかな。

「日本を感じる風景」を切り絵で表現し続ける久保さん、
「日本の美術として『Kirie』を広めたい」と語る。

いいなぁ この雰囲気:
20090914_日本を感じる風景.jpg
(久保修さんの作品「町家の四季」)

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http://sankei.jp.msn.com/culture/arts/090914/art0909140816001-n1.htm

久保修さん原画展 「Kirie」広めたい
2009.9.14 08:15

 切り絵作家、久保修さん(58)が画集「紙のジャポニスム」(土屋書店、2499円)を刊行することになり、23~29日、伊勢丹新宿店のアートギャラリーで同名の原画展が開かれる。12月からは文化庁の文化交流史としてニューヨークを訪ねることも決まった。「日本を感じる風景」を切り絵で表現し続ける久保さんは「日本の美術として『Kirie』を広めたい」と語る。

 画集はA4変形判オールカラーで63点を収録。ベスト作品集の第一巻という位置づけで、「日本の四季」とサブタイトルがつく。折り畳みの見開きページなど趣向を凝らした内容になっている。
 作品は、特定の場所のようでありながら、じつはどこにも存在しないことが多い。イメージの組み合わせで“どこか懐かしい風景”を生み出す。「特定の場所を描くこともありますが、それでもそのまま絵にはしませんね」と久保さん。
 「ジャポニスム」というタイトルには、願いが込められている。切り絵を日本美術の一ジャンルとして確立すること、そして世界的な認知度を高めること。「面白いと言ってもらえる自信はあります」
 作品展では、ふすまぐらいの大きさという大作も含め、新作35点を展示する。入場無料。

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追記:

フィンランドの首都ヘルシンキを乗り換えて更に北にある街の飛行場への
最終便到着予定時間は夜中の1時10分と とても遅いにもかかわらず、更に遅れた、
がために会社の同僚がホテルに入れない事態が発生したことがある。
時期は冬、たしか氷点下10度だとか 15度。
あのフィンランドの田舎のホテルでは夜遅くなると防犯対策で鍵がかかってしまうのだ。
受付カウンターには夜遅くて人はいない。
雪の降るホテルの周りを歩くとドア越しに明かりが見える、厨房だった、助かった、とさ。

いま中国、台湾、マレーシアなど旅すれば 家々の窓にも鉄格子がしっかりとはまっている。
初めて目にすると違和感がある、窓にさえ鉄格子。

太古から近現代までも大陸に住む民の家々の窓や扉は侵入を防ぐために
とても頑丈だったのだろうなぁ。

参考:
my近代史
 中国 広州 散歩
 http://devlin.blog.so-net.ne.jp/2009-05-10

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